Aケア特集

【Vol3】AケアドクターのAケア~医師が実践しているインナーケア~(その2)

【Vol.3】AケアドクターのAケア~医師が実践しているインナーケア~(その1) につづきAケアドクターの川添先生に普段の食生活で気をつけていることをお伺いしました。その2では野菜の種類や旬について教えていただきました。

 ~野菜の種類によって含まれる栄養素が異なります~

「野菜には様々な種類がありますが、それぞれに異なった有効成分が含まれています。また逆に、体に良くない成分を含む事もあります。そのため、偏らず、さまざまな種類の野菜を頂くのが良いと思います。ビタミンAの観点から言うと、βカロテンはモロヘイヤ、ニンジンに、リコペンはトマト、スイカに、αカロテンはアマノリ、イワノリに、ルテインはホウレンソウ、カボチャに、ゼアキサンチンはトウモロコシ、パパイアに、βクリプトキサンチンは柑橘類に多く含まれています。またファイトケミカルと言われる抗酸化作用のある物質群は、それぞれ色を持っていますので、さまざまな色の野菜を摂取するように心がけると、さらに良いと思います。」

~季節に合わせて旬の野菜を食べましょう~

「季節に採れる野菜には意味があります。春には苦味のある野菜が多いですが、寒い冬に動きの落ちていた腸の動きを苦味成分が活発にしてくれ、水分摂取の増える夏に備えてくれます。また夏の野菜は水分が多いので夏場の水分補給に役立ちますが、逆に冬に夏野菜を食べると腸の動きが悪いためお腹の調子を崩してしまいがちです。

同様に、野菜からビタミンAを摂取する時にも、季節を考えながら摂取する事が望ましいと思います。例えば、セリ科の野菜のニンジンは、今では品種改良や栽培技術の発達によって一年中お店に並んでいますが、本来は冬を中心に秋から春の野菜です。ニンジンには、紫外線から肌を守るβカロテンが多く含まれていますが、ニンジンなどセリ科の野菜にはフラノクマリンと呼ばれる物質も含まれていて、逆に紫外線に弱くなってしまう事も知られています。そのためセリ科の野菜は紫外線の強い夏には控えめに召し上がっていただくのが良いと考えています。特にセロリにフラノクマリンが多く含まれている事が知られているので要注意です。紫外線に弱くなると言うと、いっけん悪者のようなフラノクマリンですが、冬には末梢の血流循環を良くしたり、紫外線の少ない季節にビタミンDを合成する補助になったりしますので、冬にしっかり召し上がって頂くのはお勧めです。フラノクマリンは、セロリやニンジンなどのセリ科の野菜に多いのは上に述べた通りですが、その他ミカンやグレープフルーツなどのミカン科、小豆、落花生などのマメ科、レタス、シュンギクなどのキク科、さらには、サクラ、モモ、シナモン、イチジク、カラシ、ドクダミ、クチナシ、クロレラ、一部の漢方薬やハーブティーに多い事が知られていますので、注意が必要です。

その他、ビタミンAと野菜と季節の話とすると、リコペンはトマトに含まれていますが、夏の高温期のトマトでリコペンは減少する事などもしられています。それは、トマトの祖先はあまり暑さの無い環境に生きてきたためで、日本の酷暑の夏にはあまり向いていないのでは無いかと考えています。

詳しく述べるとややこしくなるので、簡単にまとめますと、「ビタミンAは 本来は「季節の野菜」で補う必要がある」と言う事です。栄養素だって毒素だって、季節によって変動していて、季節の野菜に含まれている量と質が大切だと考えています。本当に自然は良く出来ていて、学ぶことが多く、感心させられています。ぜひ、色とりどりの、さまざまな旬の野菜をしっかり食べましょう。 」

【Point】旬の野菜から補いましょう

これらのお野菜の多くは川添先生ご自身が畑で作ったものとのこと。旬の野菜がたっぷりのサラダはどのお皿もカラフルでおいしそう!見た目からも栄養たっぷりなのが伝わってきますね。

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川添先生

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