Aケアとは、健康で美しい体と肌のために大切な栄養素であるビタミンAのチカラを活用したスキンケアとインナーケアのメソッドです。

Aケア特集

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【Vol.7(その2)】 二つの方法でAケア貯金をしよう! ~ビタミンAって本当にA(エエ)んですよ(ビタミンAを使うときの注意点)~

【Vol.7(その1)】では日向先生にビタミンAの肌への働きについてお話いただきました。メリットがたくさんのビタミンAですが、上手に付き合うためにはいくつかポイントがあります。今回は先生が診察時に患者様からご相談を受ける機会が多いという、レチノイド反応について教えていただきました。

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日向 麻耶先生

浜口クリニック勤務。2002年 神戸大学医学部 卒
神戸労災病院、西宮市立中央市民病院、三田市民病院などで勤務後、梅田や心斎橋の一般皮膚科・美容皮膚科・形成外科クリニックで管理医師を務めた後、現職。
Kiss FM KOBE「森下竜一のバイオRadio!」の新コーナーにゲスト出演するなどメディアでもご活躍中。

ビタミンAとの上手な付き合い方

(その1)ではビタミンAのメリットについてたくさんお話しましたが、ビタミンA外用においては注意点があります。それは、一度に多量のビタミンAを肌に補給すると、赤み、ほてり、乾燥、ニキビの一時的な悪化などといった、ビタミンAによる反応“レチノイド反応”が起こることがあるということです。これは、一時的な刺激性皮膚炎が主体と推測しますので、肌がビタミンAに慣れてくると、自然に治まるものだと考えられます。
この場合、私たち皮膚科医は、すぐにビタミンAの使用をやめることはなく、少し量を控えるか、保湿剤をやや多めに塗ってからの塗布を推奨し、2週間くらいは様子をみます。最長で1ヶ月半ほどレチノイド反応が出る方もいらっしゃいますので、ときには、非ステロイド系の抗炎症剤やグリチルレチン酸ジカリウム、比較的弱いクラスのステロイド剤を、併用しながら使用を継続して、ステロイドを漸減したりもします。

自己判断はNG!肌に反応があった場合は必ず専門家に相談を

赤みやほてりなどが見られた際に、すぐにご相談いただければ、このような方法でレチノイド反応を乗り切れるケースがありますが、一方では、お顔を真っ赤にして受診され、「どうしてこんなつらい症状になるまで、受診されなかったんですか?」と伺うと、「レチノイド反応だと思っていたので・・・」という方もいらっしゃいます。
ビタミンAの塗布部位を広く越えての広範囲な紅斑であっても、「レチノイド反応なんだ!だから乗り越えられる!」と、熱い想いを持って自己判断で使用を継続しているうちに、別のものが原因でアレルギー性接触性皮膚炎を発症し、さらに自己流で対処された結果、受診された時には、強いクラスのステロイド外用剤を使用せざるを得ない症例を経験したことも時にありました。レチノイド反応であれば、肌がビタミンAに慣れてくれば治まりますが、このようなケースではビタミンA以外の要因であることが多く、それを特定しない限り改善していきません。

皮膚科医はまるで探偵!

皮膚科はとても生活に密着した分野です。
医療と理美容、さらには、食育からのアプローチ、連携、協力が欠かせない分野だと思いますし、そこには、患者様一人ひとりの日々のケアが主軸となっています。各分野が協力して、チームケアを行ない連携して患者様に向き合っています。
ビタミンAを上手に使いこなすにはちょっとしたコツが必要です。レチノイド反応かな?と思ったら、自己流で使い続けるのではなく、まずはビタミンAの専門家までお気軽にご相談ください。

【POINT】
*1度に多量のビタミンAを補給するとレチノイド反応が起こる可能性があります
*レチノイド反応は肌がビタミンAに慣れてくると治まります
*肌の反応は自己判断せず必ず専門家に相談を!

ビタミンAとの付き合い方についてはこちらもご覧ください
https://a-care.net/feature/get_along/

Aケアについてご相談いただけるAケアクリニック一覧はこちら
https://a-care.net/clinic/index.html

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