Aケアとは、健康で美しい体と肌のために大切な栄養素であるビタミンAのチカラを活用したスキンケアとインナーケアのメソッドです。

Aケア特集

【Vol.7(その3)】 二つの方法でAケア貯金をしよう! ~ビタミンAって本当にA(エエ)んですよ(食べるケア編)~

(その3)今回は食べるケアについて教えていただきました。ビタミンAの摂り過ぎはNG?気になるビタミンAの過剰摂取による催奇形性などについてお話いただきました。

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日向 麻耶先生

浜口クリニック勤務。2002年 神戸大学医学部 卒
神戸労災病院、西宮市立中央市民病院、三田市民病院などで勤務後、梅田や心斎橋の一般皮膚科・美容皮膚科・形成外科クリニックで管理医師を務めた後、現職。
Kiss FM KOBE「森下竜一のバイオRadio!」の新コーナーにゲスト出演するなどメディアでもご活躍中。

妊娠中もビタミンAは必要!

また、妊娠中はビタミンAを摂取しすぎないように、と指導がありますがこれは胎児の細胞分化が進み過ぎて催奇形異性のリスクが高まることを心配してのこと。過剰摂取は控えていただきたいですが、胎児期は、細胞が最も活発に分裂・分化・成熟している時期ですので、ビタミンAは必要不可欠です。妊娠後期・授乳期には日本の食事摂取基準でも、推奨量にさらに+αの摂取を推奨しています。日本人はビタミンAの摂取量が足りていないことが分かっていますので、推奨量はしっかりと摂るように心掛けてください。

食事からビタミンAを摂るには?不足分はサプリも上手に活用を

ビタミンAを多く含む食品はレバー、ウナギ、ホタルイカ(あまり普段の食卓には出ませんね)、またニンジンやホウレン草などです。ニンジンやホウレン草などの植物性食品にはβ-カロテンとして含まれ、体内で必要に応じてビタミンAに変換されますので、過剰摂取を気にする心配はありません。最もビタミンAが多く含まれるのが鶏レバーで、ほんの25g食べるだけでも、日本人が最低限摂らなければならない1日の目標量をクリアすることができます。しかし、鶏レバーやうなぎなどは食卓に出る頻度は少ないですよね。必要時はコレ!と記憶しておいていただきたいですが、食事からの摂取が難しい場合にはサプリメントの利用も有効です。

【POINT】
*ビタミンAの形態や量を守れば過剰症は恐くない。
*日本人はビタミンA不足。推奨量はしっかりと摂るように心がけて!
*普段の食事からのビタミンAの十分な摂取は難しい。食事に加えてサプリメントの活用を。

以前の特集でもビタミンAの理想的な摂取量や過剰症について取り上げています。
ぜひこちらもご覧ください!

【Vol.1】ビタミンAの力を活用したインナー&スキンケア(前編)
https://a-care.net/archives/special/34.html

【Vol.1】ビタミンAの力を活用したインナー&スキンケア(後編)
https://a-care.net/archives/special/186.html

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